KANRI / 2017 / 問21公式正解表どおり

建築・設備法令基準日 2017年4月1日

平成29年度(2017年)管理業務主任者試験 問21

音に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

  1. 1人間が聴き取ることのできる周波数帯は、約20ヘルツから20,000ヘルツである。
  2. 2加齢性難聴は、低い周波数から始まり、次第に高い周波数でもみられるようになる。
  3. 3人間が聴き取ることのできる最小の音圧は、周波数によってかなり変化する。
  4. 4固体伝搬音とは、建物の躯体構造を伝わる振動によって居室内の壁面や天井面等から発生する音のことである。

正解 肢2

出典:平成29年度 管理業務主任者試験 問21。本サイトは非公式の学習サイトです。

解説AI解説

本問の論点

聴覚の可聴周波数帯、加齢性難聴の進行の特徴、最小可聴音圧の周波数依存性、及び固体伝搬音の定義という音の基礎知識を問う問題である。

正解の根拠

加齢性難聴は、内耳の有毛細胞のうち高い周波数を受け持つ部分から機能が低下するため、まず高い周波数の音が聴き取りにくくなり、加齢が進むにつれて次第に中音域から低い周波数へと及んでいく。本肢は進行の方向を「低い周波数から始まり、次第に高い周波数でも」と逆に述べているから最も不適切である。よって、正解は肢2。

各肢の検討

肢1:適切。人間の可聴周波数帯はおおむね20ヘルツから20,000ヘルツとされる。

肢2:最も不適切。加齢性難聴は高い周波数から始まり、次第に低い周波数へ及ぶ。

肢3:適切。最小可聴値は周波数により大きく異なり、数千ヘルツ付近で最も感度が高く、低音域や超高音域では必要な音圧が大きくなる。

肢4:適切。固体伝搬音とは、建物の躯体構造を伝わる振動によって居室内の壁面や天井面等から発生する音をいう。

一言まとめ

「加齢で先に失われるのは高音」と方向を押さえ、空気伝搬音と固体伝搬音の経路の違いと対で覚える。

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