建築・設備法令基準日 2025年4月1日
令和7年度(2025年)管理業務主任者試験 問23
次の記述のうち、長期修繕計画作成ガイドラインによれば、最も不適切なものはどれか。
- 1計画期間を25年以上かつ大規模修繕工事が2 回含まれる期間以上としている。
- 2推定修繕工事項目の設定に当たって、修繕周期が計画期間に含まれないために推定修繕工事費を計上していない項目がある場合は、その旨を明示する。
- 3修繕周期は、劣化する建物の部位や設備の性能・機能を実用上支障がない水準まで経済的に回復させることができなくなるまでの期間をいう。
- 4修繕周期の設定に当たっては、経済性等を考慮し、推定修繕工事の集約等を検討する。
正解 肢1
出典:令和7年度 管理業務主任者試験 問23。本サイトは非公式の学習サイトです。
解説AI解説
本問の論点
長期修繕計画の計画期間と修繕周期の設定に関する原則を問う問題である。計画期間の下限値が核心となる。
正解の根拠
ガイドラインは、長期修繕計画の計画期間について、30年以上で、かつ、大規模修繕工事が2回含まれる期間以上とすることを示している。これは、外壁塗装や屋上防水などの大規模修繕工事の周期がおおむね12年から15年程度であることを踏まえ、2回分の周期を見通せる期間を確保する趣旨である。計画期間を25年以上とする記述は、この下限を満たさない点で誤りである。よって、正解は肢1。
各肢の検討
肢1: 不適切。計画期間は30年以上かつ大規模修繕工事が2回含まれる期間以上とされており、25年以上では足りない。
肢2: 適切。修繕周期が計画期間に含まれないために推定修繕工事費を計上していない項目がある場合は、その旨を明示して計画の限界を示す必要がある。
肢3: 適切。修繕周期は、部位や設備の性能・機能を実用上支障がない水準まで経済的に回復させることができなくなるまでの期間として定義される。
肢4: 適切。経済性等を考慮し、足場を共用できる工事をまとめるなど推定修繕工事の集約等を検討することが求められる。
一言まとめ
計画期間は「30年以上かつ大規模修繕工事2回以上」。25年という数値は誤りの定番である。
一問一答各肢の正誤
×肢1計画期間を25年以上かつ大規模修繕工事が2 回含まれる期間以上としている。
不適切。計画期間は30年以上かつ大規模修繕工事が2回含まれる期間以上とされており、25年以上では足りない。
○肢2推定修繕工事項目の設定に当たって、修繕周期が計画期間に含まれないために推定修繕工事費を計上していない項目がある場合は、その旨を明示する。
適切。修繕周期が計画期間に含まれないために推定修繕工事費を計上していない項目がある場合は、その旨を明示して計画の限界を示す必要がある。
○肢3修繕周期は、劣化する建物の部位や設備の性能・機能を実用上支障がない水準まで経済的に回復させることができなくなるまでの期間をいう。
適切。修繕周期は、部位や設備の性能・機能を実用上支障がない水準まで経済的に回復させることができなくなるまでの期間として定義される。
○肢4修繕周期の設定に当たっては、経済性等を考慮し、推定修繕工事の集約等を検討する。
適切。経済性等を考慮し、足場を共用できる工事をまとめるなど推定修繕工事の集約等を検討することが求められる。
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