建築・設備法令基準日 2017年4月1日
平成29年度(2017年)管理業務主任者試験 問24
照明用LEDランプに関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
- 1LEDランプから放射される全光束は、ルーメン単位で表される。
- 2白色光のLEDランプは、一部の発光方式を除き、紫外線をほとんど放出しないため、照らされた物の退色を軽減できる。
- 3LEDランプには、微量ながら水銀が含まれているので、破損に注意して処分しなければならない。
- 4直管形のLEDランプを従来の蛍光灯照明器具に設置すると、発熱・発煙などの事故が起きる場合がある。
正解 肢3
出典:平成29年度 管理業務主任者試験 問24。本サイトは非公式の学習サイトです。
解説AI解説
本問の論点
照明用LEDランプの基本的な性質を問う問題である。光束の単位、紫外線放射の少なさ、含有物質、既存の蛍光灯照明器具に取り付けた場合の危険性という4つの論点が並んでいる。
正解の根拠
LEDランプは半導体の発光素子を光源とするものであり、蛍光ランプのように放電のために水銀を封入する必要がない。したがってLEDランプに水銀は含まれておらず、水銀が含まれるため破損に注意して処分しなければならないとする本肢は、前提となる事実を誤っている。水銀の使用が問題となるのは蛍光ランプやHIDランプであり、LEDへの交換はむしろ水銀使用量を減らす手段として推奨されている。よって、正解は肢3。
各肢の検討
肢1:適切。光源から放射される光の総量である全光束は、ルーメンという単位で表される。
肢2:適切。白色光のLEDランプは、一部の発光方式を除き紫外線をほとんど放出しないため、照らされた物の退色や虫の誘引を軽減できる。
肢3:不適切。LEDランプに水銀は含まれておらず、水銀を含むのは蛍光ランプやHIDランプである。
肢4:適切。直管形LEDランプを従来の蛍光灯照明器具にそのまま設置すると、安定器との不整合により発熱・発煙などの事故が起こる場合がある。
一言まとめ
水銀を含むのは蛍光ランプ、含まないのがLEDと覚える。
一問一答各肢の正誤
○肢1LEDランプから放射される全光束は、ルーメン単位で表される。
適切。光源から放射される光の総量である全光束は、ルーメンという単位で表される。
○肢2白色光のLEDランプは、一部の発光方式を除き、紫外線をほとんど放出しないため、照らされた物の退色を軽減できる。
適切。白色光のLEDランプは、一部の発光方式を除き紫外線をほとんど放出しないため、照らされた物の退色や虫の誘引を軽減できる。
×肢3LEDランプには、微量ながら水銀が含まれているので、破損に注意して処分しなければならない。
不適切。LEDランプに水銀は含まれておらず、水銀を含むのは蛍光ランプやHIDランプである。
○肢4直管形のLEDランプを従来の蛍光灯照明器具に設置すると、発熱・発煙などの事故が起きる場合がある。
適切。直管形LEDランプを従来の蛍光灯照明器具にそのまま設置すると、安定器との不整合により発熱・発煙などの事故が起こる場合がある。
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