建築・設備法令基準日 2017年4月1日
平成29年度(2017年)管理業務主任者試験 問25
長期優良住宅の普及の促進に関する法律によれば、次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- 1同法の目的には、長期にわたり良好な状態で使用するための措置がその構造及び設備について講じられた優良な住宅の普及を促進することが含まれる。
- 2同法における「建築」とは、住宅を新築することをいい、増築し、又は改築することを含まない。
- 3長期優良住宅建築等計画の認定の申請に係る共同住宅の1戸の床面積の合計(共用部分の床面積を除く。)には、一定の基準がある。
- 4所管行政庁から長期優良住宅建築等計画の認定を受けた者は、国土交通省令で定めるところにより、認定長期優良住宅の建築及び維持保全の状況に関する記録を作成し、これを保存しなければならない。
正解 肢2
出典:平成29年度 管理業務主任者試験 問25。本サイトは非公式の学習サイトです。
解説AI解説
本問の論点
長期優良住宅の普及の促進に関する法律の基本的な枠組みを問う問題である。目的規定、用語の定義、認定基準、認定後の義務から、誤っている記述を一つ選ぶ。
正解の根拠
同法にいう「建築」とは、住宅を新築し、増築し、又は改築することをいい、新築だけでなく増築及び改築も含む概念として定義されている。肢2は増築し、又は改築することを含まないとしており、定義の範囲を不当に狭めるもので誤り。よって、正解は肢2。
各肢の検討
肢1:正しい。長期優良住宅法第1条第1項は、長期にわたり良好な状態で使用するための措置がその構造及び設備について講じられた優良な住宅の普及を促進することを目的として掲げている。
肢2:誤り。上記のとおり増築及び改築も「建築」に含まれる。
肢3:正しい。長期優良住宅法第6条第1項第2号は、建築をしようとする住宅の規模が国土交通省令で定める規模以上であることを認定基準としており、共同住宅の1戸の床面積にも基準がある。
肢4:正しい。長期優良住宅法第11条第1項は、認定計画実施者は、国土交通省令で定めるところにより、認定長期優良住宅の建築及び維持保全の状況に関する記録を作成し、これを保存しなければならないと定める。
一言まとめ
「建築」は新築に増築・改築を加えた概念。認定後も記録の作成及び保存の義務が続く点とセットで覚える。
一問一答各肢の正誤
○肢1同法の目的には、長期にわたり良好な状態で使用するための措置がその構造及び設備について講じられた優良な住宅の普及を促進することが含まれる。
正しい。長期優良住宅法第1条第1項は、長期にわたり良好な状態で使用するための措置がその構造及び設備について講じられた優良な住宅の普及を促進することを目的として掲げている。
×肢2同法における「建築」とは、住宅を新築することをいい、増築し、又は改築することを含まない。
誤り。上記のとおり増築及び改築も「建築」に含まれる。
○肢3長期優良住宅建築等計画の認定の申請に係る共同住宅の1戸の床面積の合計(共用部分の床面積を除く。)には、一定の基準がある。
正しい。長期優良住宅法第6条第1項第2号は、建築をしようとする住宅の規模が国土交通省令で定める規模以上であることを認定基準としており、共同住宅の1戸の床面積にも基準がある。
○肢4所管行政庁から長期優良住宅建築等計画の認定を受けた者は、国土交通省令で定めるところにより、認定長期優良住宅の建築及び維持保全の状況に関する記録を作成し、これを保存しなければならない。
正しい。長期優良住宅法第11条第1項は、認定計画実施者は、国土交通省令で定めるところにより、認定長期優良住宅の建築及び維持保全の状況に関する記録を作成し、これを保存しなければならないと定める。
関連条文解説で引用
- 長期優良住宅法第1条第1項
- 長期優良住宅法第5条第1項
- 長期優良住宅法第5条第2項
- 長期優良住宅法第5条第3項
- 長期優良住宅法第5条第4項
- 長期優良住宅法第6条第1項
- 長期優良住宅法第6条第1項第2号
- 長期優良住宅法第8条第1項
- 長期優良住宅法第11条第1項
- 長期優良住宅法第12条第1項
法令基準日:2017年4月1日現在で施行されている規定に基づく。本サイトの解説は学習補助を目的とし、法的助言ではありません。