建築・設備法令基準日 2018年4月1日
平成30年度(2018年)管理業務主任者試験 問18
補強コンクリートブロック造の塀に関する次の記述のうち、建築基準法によれば、誤っているものはどれか。ただし、国土交通大臣が定める基準に従った構造計算によって構造耐力上安全であることの確認はしていないものとする。
- 1塀の高さは3m以下とする。
- 2塀の高さが1.2mを超える場合には、長さ3.4m以下ごとに、所定の基準に従った控壁を設ける。
- 3塀の高さが1.2mを超える場合には、塀の基礎の丈は35㎝以上とし、根入れの深さは30㎝以上とする。
- 4同法第12条に基づく定期調査報告の対象となる塀についての劣化及び損傷の状況は、目視、下げ振り等により確認する。
正解 肢1
出典:平成30年度 管理業務主任者試験 問18。本サイトは非公式の学習サイトです。
解説AI解説
本問の論点
補強コンクリートブロック造の塀について、建築基準法上の誤っている記述を選ぶ問題である。構造計算によらない塀の高さ、控壁、基礎の数値と、定期調査での確認方法が問われる。
正解の根拠
構造計算による安全確認を経ていない塀には、仕様規定により高さの上限が2.2メートルとされている。本肢は3メートルまで認めており誤りである。よって、正解は肢1。
各肢の検討
肢1: 誤り。高さの上限は2.2メートルであり、3メートルは上限を超える。
肢2: 正しい。高さ1.2メートル超の塀には、長さ3.4メートル以下ごとに控壁を設けなければならない。
肢3: 正しい。高さ1.2メートル超の塀の基礎は、丈35センチメートル以上、根入れの深さ30センチメートル以上を要する。
肢4: 正しい。定期調査報告の対象となる塀の劣化及び損傷の状況は、目視のほか下げ振り等により確認する。
計算過程
高さは、上限2.2メートルに対し本肢は3メートルで、3から2.2を引いた0.8メートルの超過となる。控壁は、塀の長さを3.4メートル以下ごとに区切って数える。10メートルの塀では、10を3.4で除すと2.94となり、切り上げて3区画である。控壁は区画の境に立てるから、区画数から1を引いた2か所となる。
一言まとめ
「高さ2.2、控壁3.4、丈35、根入れ30」と組で覚え、1.2メートル超が分岐点。
一問一答各肢の正誤
×肢1塀の高さは3m以下とする。
誤り。高さの上限は2.2メートルであり、3メートルは上限を超える。
○肢2塀の高さが1.2mを超える場合には、長さ3.4m以下ごとに、所定の基準に従った控壁を設ける。
正しい。高さ1.2メートル超の塀には、長さ3.4メートル以下ごとに控壁を設けなければならない。
○肢3塀の高さが1.2mを超える場合には、塀の基礎の丈は35㎝以上とし、根入れの深さは30㎝以上とする。
正しい。高さ1.2メートル超の塀の基礎は、丈35センチメートル以上、根入れの深さ30センチメートル以上を要する。
○肢4同法第12条に基づく定期調査報告の対象となる塀についての劣化及び損傷の状況は、目視、下げ振り等により確認する。
正しい。定期調査報告の対象となる塀の劣化及び損傷の状況は、目視のほか下げ振り等により確認する。
法令基準日:2018年4月1日現在で施行されている規定に基づく。本サイトの解説は学習補助を目的とし、法的助言ではありません。