標準管理規約法令基準日 2021年4月1日
令和3年度(2021年)管理業務主任者試験 問29
団地の雑排水管等の管理及び更新工事に関する次の記述のうち、標準管理規約(団地型)によれば、適切なものはいくつあるか。 ア 全棟の雑排水管の高圧洗浄に要する費用は、その年度の事業計画・予算の承認を得ていれば、管理費から支出することができる。 イ 各棟の雑排水管の立て管及び継手部分の更新工事に要する費用は、各棟修繕積立金から支出することができない。 ウ 新築時から全棟の全住戸に設置されている給湯器ボイラーの一斉取替えに要する費用は、管理組合の普通決議により、団地修繕積立金から支出することができる。 エ 集会所の雑排水管の更新工事に要する費用は、管理組合の普通決議により、団地修繕積立金から支出することができる。
- 1一つ
- 2二つ
- 3三つ
- 4四つ
正解 肢2
出典:令和3年度 管理業務主任者試験 問29。本サイトは非公式の学習サイトです。
解説AI解説
本問の論点
団地型マンションにおける管理費、団地修繕積立金及び各棟修繕積立金の使い分けを問う。費用が経常的か計画的か、対象部分がどこに帰属するかが論点となる。
正解の根拠
標準管理規約(団地型)第25条は、土地及び共用部分等の管理に要する経費に充てるため、管理費、団地修繕積立金及び各棟修繕積立金を納入しなければならないと定め、標準管理規約(団地型)第30条は、管理組合がこれらの費用ごとに区分して経理しなければならないと定める。経常的な維持行為は管理費、棟の共用部分の計画修繕は各棟修繕積立金、土地及び団地共用部分等の計画修繕は団地修繕積立金が対応し、専有部分に属する設備の費用はいずれの積立金からも支出できない。適切なものはアとエの二つ。よって、正解は肢2。
各肢の検討
ア:雑排水管の高圧洗浄は経常的な維持行為であり、その年度の事業計画・予算の承認を得ていれば管理費から支出でき適切。
イ:各棟の雑排水管の立て管及び継手部分は棟の共用部分であるから、各棟修繕積立金から支出でき、支出できないとする点が誤り。
ウ:給湯器ボイラーは専有部分に当たり、団地修繕積立金を充当できないから誤り。
エ:集会所は団地共用部分等に当たり、普通決議により団地修繕積立金から支出でき適切。
一言まとめ
経常は管理費、棟は各棟修繕積立金、土地と団地共用部分は団地修繕積立金と三分して覚える。
関連条文解説で引用
- 標準管理規約(団地型)第25条
- 標準管理規約(団地型)第30条
法令基準日:2021年4月1日現在で施行されている規定に基づく。本サイトの解説は学習補助を目的とし、法的助言ではありません。