建築・設備法令基準日 2025年4月1日
令和7年度(2025年)管理業務主任者試験 問16
次の記述の( A )及び( B )に入る語句の組合せとして、最も適切なものはどれか。「建築保全標準・同解説(JAMS)鉄筋コンクリート造建築物」(一般社団法人日本建築学会)によれば、コンクリートのひび割れの補修工法として、シール工法、樹脂注入工法、Uカットシール材充填工法、表面被覆工法がある。このうちシール工法とは、( A )ひび割れの上に塗膜を構成させ、コンクリートの( B )や耐久性を向上させる工法である。AB
- 1微細な強度
- 2微細な防水性
- 3変動の大きい進行性の強度
- 4変動の大きい進行性の防水性
正解 肢2
出典:令和7年度 管理業務主任者試験 問16。本サイトは非公式の学習サイトです。
解説AI解説
本問の論点
コンクリートのひび割れ補修工法のうち、シール工法がどのようなひび割れを対象とし、何を向上させる工法かを問う問題である。各補修工法の対象となるひび割れの性状と目的を区別できるかが問われている。
正解の根拠
シール工法は、幅の小さい微細なひび割れを対象として、ひび割れの表面に沿って塗膜を形成し、雨水等の浸入を防ぐことで、コンクリートの防水性や耐久性を向上させる工法である。ひび割れの内部まで材料を充填するものではなく、表面をふさぐ処理にとどまる点が特徴である。したがって、(A)には「微細な」、(B)には「防水性」が入る。よって、正解は肢2。
各肢の検討
肢1:(A)の「微細な」は適切だが、シール工法は表面に塗膜を作るだけで構造的な強度を回復させる工法ではないため、(B)の「強度」は不適切である。
肢2:(A)「微細な」、(B)「防水性」はいずれもシール工法の説明として適切であり、正しい組合せである。
肢3:変動の大きい進行性のひび割れに表面の塗膜だけで対処するのは不向きであり、(A)(B)ともに不適切である。
肢4:(B)の「防水性」は適切だが、(A)の「変動の大きい進行性」はシール工法の対象ではないため不適切である。
一言まとめ
シール工法は「微細なひび割れの表面に塗膜、目的は防水性と耐久性」とセットで覚える。
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