建築・設備法令基準日 2022年4月1日
令和4年度(2022年)管理業務主任者試験 問19
竣工後25年の時点で、コア採取によりコンクリートの中性化深さを測定したところ20mmであった場合に、この中性化が、かぶり厚さ40mmの鉄筋に到達するまで、竣工後25年時点から要する年数として、最も適切なものはどれか。

- 1中性化深さは経過年数(t )に比例するので、鉄筋に到達するまで約25年かかる。
- 2中性化深さは経過年数の二乗(t2 )に比例するので、鉄筋に到達するまで約10年かかる。
- 3中性化深さは経過年数の平方根(t )に比例するので、鉄筋に到達するまで約75年かかる。
- 4中性化深さは経過年数の立方根(3t)に比例するので、鉄筋に到達するまで約175年かかる。
正解 肢3
出典:令和4年度 管理業務主任者試験 問19。本サイトは非公式の学習サイトです。
解説AI解説
本問の論点
コンクリートの中性化深さと経過年数の関係を理解し、測定値から鉄筋位置まで中性化が到達する年数を求められるかを問う問題である。
正解の根拠
コンクリートの中性化深さは、一般に経過年数の平方根に比例するとされる(いわゆるルートt則)。中性化深さをx、比例係数をk、経過年数をtとするとx=k√tで表される。竣工後25年で20mmであるから係数kが求まり、かぶり厚さ40mmに達するのは竣工後100年となる。竣工後25年時点から要する年数は100年-25年=75年である。よって、正解は肢3。
各肢の検討
肢1:経過年数に比例するとしている点が誤り。比例なら竣工後50年で到達し約25年となるが、前提の法則が違う。
肢2:経過年数の二乗に比例するとしている点が誤り。中性化は時間とともに進行が遅くなるため、二乗には比例しない。
肢3:平方根に比例するとし、約75年とする。法則も年数も正しい。
肢4:立方根に比例するとしている点が誤り。立方根なら竣工後200年で到達し約175年となるが、一般的な法則ではない。
計算過程
k=20mm÷√25=20mm÷5=4。40mm=4×√tより√t=10、t=100年。100年-25年=75年。
一言まとめ
中性化はルートt則で、深さを2倍にするには経過年数が4倍必要と覚える。
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