標準管理規約法令基準日 2024年4月1日
令和6年度(2024年)管理業務主任者試験 問36
総会及び理事会に関する次の記述のうち、標準管理規約(単棟型)によれば、最も適切なものはどれか。
- 1計画修繕工事として鉄部塗装工事、外壁補修工事、エレベーター設備の更新工事を実施するにあたっては、総会において組合員総数の4 分の3 以上及び議決権総数の4分の3 以上により議決する必要がある。
- 2収支予算を変更しようとする場合に、理事長は、その案を理事会に提出し、その承認を得れば足りる。
- 3婚姻の届出をしていないが組合員と事実上婚姻関係と同様の事情にある者は、組合員の代理人となることができる。
- 4組合員が代理人により議決権を行使しようとする場合は、当該組合員が代理権を証する書面を理事長に提出しなければならない。
正解 肢3
出典:令和6年度 管理業務主任者試験 問36。本サイトは非公式の学習サイトです。
解説AI解説
本問の論点
標準管理規約(単棟型)の総会の決議要件、予算変更の手続、議決権の代理行使を横断する問題である。
正解の根拠
標準管理規約(単棟型)第46条は、組合員が代理人により議決権を行使しようとする場合において、その代理人は、その組合員の配偶者(婚姻の届出をしていないが事実上婚姻関係と同様の事情にある者を含む。)又は一親等の親族、その組合員の住戸に同居する親族、他の組合員でなければならないと定めている。よって、正解は肢3。
各肢の検討
肢1: 標準管理規約(単棟型)コメント第47条関係は、各工事に必要な総会の決議に関して、計画修繕工事に関し、鉄部塗装工事、外壁補修工事、屋上等防水工事、給水管更生・更新工事、照明設備、共聴設備、消防用設備、エレベーター設備の更新工事は普通決議で実施可能と考えられるとしており、不適切。
肢2: 標準管理規約(単棟型)第58条は、収支予算を変更しようとするときは、理事長は、その案を臨時総会に提出し、その承認を得なければならないと定めており、不適切。
肢3: 代理人となれる配偶者には届出のない事実上の配偶者が含まれると明記されており、同居の有無を問わないから、適切。
肢4: 提出義務を負うのは組合員又は代理人であり、組合員に限る点で不適切。
一言まとめ
計画修繕工事は普通決議、予算の変更は臨時総会、書面の提出者は組合員又は代理人。
一問一答各肢の正誤
×肢1計画修繕工事として鉄部塗装工事、外壁補修工事、エレベーター設備の更新工事を実施するにあたっては、総会において組合員総数の4 分の3 以上及び議決権総数の4分の3 以上により議決する必要がある。
標準管理規約(単棟型)コメント第47条関係は、各工事に必要な総会の決議に関して、計画修繕工事に関し、鉄部塗装工事、外壁補修工事、屋上等防水工事、給水管更生・更新工事、照明設備、共聴設備、消防用設備、エレベーター設備の更新工事は普通決議で実施可能と考えられるとしており、不適切。
×肢2収支予算を変更しようとする場合に、理事長は、その案を理事会に提出し、その承認を得れば足りる。
標準管理規約(単棟型)第58条は、収支予算を変更しようとするときは、理事長は、その案を臨時総会に提出し、その承認を得なければならないと定めており、不適切。
○肢3婚姻の届出をしていないが組合員と事実上婚姻関係と同様の事情にある者は、組合員の代理人となることができる。
代理人となれる配偶者には届出のない事実上の配偶者が含まれると明記されており、同居の有無を問わないから、適切。
×肢4組合員が代理人により議決権を行使しようとする場合は、当該組合員が代理権を証する書面を理事長に提出しなければならない。
提出義務を負うのは組合員又は代理人であり、組合員に限る点で不適切。
関連条文解説で引用
- 標準管理規約(単棟型)第46条
- 標準管理規約(単棟型)コメント第47条関係
- 標準管理規約(単棟型)第58条
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